2018.09.11開催

[Vol.1]個性に蓋をしない働き方とキャリアづくり

9月11日夜に実施した「個性に蓋をしない働き方とキャリアづくり」セミナー。株式会社シーエー・モバイルのカフェテリアをお借りし、キャリア・転職を考える人80名にお申し込みを頂いて実施しました。トークセッションでどんなことが話されたのか、2回に分けてご紹介します!今回はVol.1です。

場所: 東京都渋谷区
西村 創一朗さん
株式会社HARES 代表取締役社長
膽畑 匡志さん
株式会社シーエー・モバイル 執行役員 人事・コーポレートコミュニケーション
宮本 隆輔さん
株式会社シーエー・モバイル 人事ディヴィジョンシニアマネージャー
堀尾 司
AllPersonal事務局:司会
セミナー内容
  • 第一部はゲストを交えたトークセッション
  • 第二部は事前に実施したFFSレポートを返却し、自己理解を深めるワークショップ

事業経験から人事まで、経験値の深い3名のゲスト

堀尾:今日は参加者の皆さんと一緒に場を作っていきたいと思いますので、是非、前のめりで(笑)。ということで、よろしくお願い致します。早速なんですけども、お一人ずつご紹介しましょうか。まずは膽畑さんですね。簡単に自己紹介をお願いできますか。

膽畑:はい。膽畑(いはた)と申します。字が難しいんですけど、よろしくお願いします。僕はグループのサイバーエージェントに2001年、新卒二期生で入社しています。実はシーエー・モバイルは4月に出向で来たばかりなので、隣にちょっと宮本にいてもらわないとシーエー・モバイルのことをちゃんと話せるか不安という感じなんです(笑)。ということで、シーエー・モバイルの観点もありますし、もしご興味あればサイバーエージェントの観点でもお話できるかなと思います。よろしくお願いします。(拍手)

堀尾:続いて、今お話があった宮本さんです。コミットメントとオシャレはグループ内でもダントツという宮本さん! 今日はよろしくお願いします。

宮本:宮本と申します。よろしくお願いします。僕はですね、2005年にサイバーエージェントに第二新卒の形で中途入社しました。ずっと営業をやってきたんですけど、2年前にシーエー・モバイルで採用強化することになって、急に来ることになりまして。今、こちらで3年目になります。サイバーエージェントグループと、外部の会社に行った経験もありますので、違いなんかも含めてお話できるんじゃないかな思っています。(拍手)

堀尾:お2人からは先進的な企業文化や働き方、採用を進めている視点でお話いただきますが、もう1つ、パラレルなキャリアづくりということで、西村さんにお越しいただいています。西村さん、最近の関心テーマも含めてご紹介いただけますか。お願いします!

西村:皆さん、こんばんは。株式会社ヘアーズの西村創一郎と申します。
副業研究家とか、働き方改革とか、人事のコンサルタントとかをしているのですが、キャリアのスタートは2011年4月、震災のあった翌月からリクルートエージェント、今のリクルートキャリアに入社して、そこから法人営業、新規事業、人事採用担当と色々経験させていただきました。
実は営業時代に、私はサイバーエージェントグループ様を担当しており、毎日のようにマークシティに足を運んでおりまして。厳しいフィードバックを頂きながら育てていただきまして、今があるなと思っています!

社会人3年目の頃に“複業”を始めて、それが今のヘアーズの創業に繋がり今に至っています。最近興味を持っていることは……1つはスポーツ関連なんです。最近ご縁があってプロアスリートの複業支援を始めました。引退してからセカンドキャリアといっても遅いので、ピークアウトしてきた頃に培ったものを生かして複業を始めることが、僕はこれからのアスリートのスタンダードになるんじゃないかなと思っています。今日はよろしくお願いします!(拍手)

キャリアや資産を増やす手段として注目される「複業」

堀尾:1つ目の話題として「副業」と「複業」というキーワードを挙げています。西村さんが提唱されている点を、もう少し詳しく伺えますか。

西村:「副業から複業へ」という話をよくしているのですが、「サブの副業」と「パラレルの複業」を比較しています。「サブの副業」だと片手間でお小遣い稼ぎする「副収入」がイメージされると思うのですが、中でも「楽して稼ぎたい」という発想パターンが1つあるんですね。僕のところに「副業やりたいんですけど、どうやったら楽に稼げますか」って来るんですけど、それはもう「副業マジで止めた方がいいよ」って言います!「1日5分で続ければ月に30万円稼げます」なんて話もありますが、副業詐欺も結構起こっていて、お金稼ぎのために副業やりたいなら、本業を滅茶苦茶頑張って給料上げた方がよっぽど効率的ですね。
一方で「パラレルの複業」は必ずしも収益だけじゃないんです。本業では得られないキャリアや資産を得るための手段です。「貯信」すなわち信用をしっかり形成していって、一定の損益分岐点を超えて初めてお金を頂けるっていう順番もありますので、位置づけとか目的が「サブの副業」とは違ってきます。だから推奨する企業も出てきますし、最近随分浸透してきました。

堀尾:ということですね。皆さんちょっと聞いてみましょうか。ちなみに、副業・複業をやった事があるという方、手を挙げてもらっていいですか。
(少数の挙手)

西村:少ないですね。

堀尾:まだ少ないですね。では「興味がある」という方、手を挙げてもらっていいですか。
(半数弱が挙手)

堀尾:ありがとうございます。
データで見てみましょうか。この「1.63」という数字、お分かりになりますか?有効求人倍率なんですけど、1人につき1.63社が欲しがっている、という状況ですね。つまり、人手が足りていない職場もたくさん出てきているので、副業・複業が必要とされる環境になってきているのかもしれません。
もう1つ西村さんに解説していただきましょうか。

西村:はい、ありがとうございます。「サブの副業」と「パラレルの複業」の比較表ですね。位置づけ・対象・目的の3点で比較しているのですが、ポイントとしては、パラレルの複業の目的が、他者に価値貢献することや、自分らしい生き方を実現するというところにある点です。

堀尾:なるほどですね。
膽畑さんは、採用に関わっていて「複業」への関心の高まりを感じられるときはありますか?

膽畑:学生の新卒採用段階だとあまり感じないですね。いきなり複業というよりも「とりあえず1つやりきりたい」って感覚もあるんじゃないかなと思いますね。ウチを受けにくる学生の特性かもしれませんが。

宮本:本業と複業の大きな違いは、時間と場所の同期性があるかないか、なんですね。副業の場合は業務時間外に行うことになるので、時間と場所は非同期なんです。となると、プロセスを重視される仕事は副業に向かなくて、パフォーマンスが測れる仕事、主として納品物が見える仕事なんかが向いています。ただ、プロセス重視の仕事、たとえば営業という仕事も営業資料の作成、リード獲得作業など、ビジネスのバリューチェーンで分解していけると思っています。
知人でOutlookを徹底的にハックした人がいるんです!ショートカットを徹底的に使いこなしたりして、それを毎朝7:30~8:30、カフェで教えることをやりまくった結果、書籍出版が決まったり、講座を頼まれたりするようになったそうで。仕事の中で切り取って提供できるものを生み出すビジネス力は、求められていますね。